【米国市況】株は反落、PPIが予想上回り-終盤に売りが膨らむ
記事を要約すると以下のとおり。
9日の米株式相場は反落。一方、11月の米生産者物価指数、11月は予想上回る伸び-米利上げを後押し1年先の米インフレ期待、21年9月以来の低水準-ミシガン大調査 ストラテガスのドン・リスミラー氏は「要するに、FOMCは長期的にインフレを抑え込むため、リセッション入りするリスクが高いという事実を既に受け入れている」述べた。利上げ幅は50ベーシスポイントに減速する可能性が高いが、金融引き締めは2023年も続くと語った。 FOMC会合前では13日の消費者物価指数(CPI)への注目度が格段に高い。9月の予測では4.6%のピークを示していた。 マイケル・ハートネット氏と同氏のチームは、過去30年間において株がアウトパフォームしたのは米当局が利上げを停止し、ディスインフレが生じた期間だったと分析。 135円台後半で推移していたドルは、PPI発表後に136円台に上昇し、その後はもみ合った。原油 ニューヨーク原油先物相場は6営業日続落。原油市場は流動性の低い状況が続いており、価格の変動が大きくなっている。商いの薄さが価格変動を増幅させている。 CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「キーストーンは短期間で稼働を再開するとみられており、原油は買い手を見つけられない状況だ」と指摘。ロンドンICEの北海ブレント2月限は5セント下げて76.10ドル。 9日発表された11月の米生産者物価指数(PPI)は、市場予想を上回る伸びとなった。米失業保険の継続受給者数、6万2000人増加-2月以来の高水準(1) ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のチーフ市場ストラテジスト、ジョン・リード氏は、マクロ経済環境が金価格の鍵を握ると指摘。金スポット価格はニューヨーク時間午後3時10分現在、0.5%上げて1798.35ドル。
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