【米国市況】株は下落、消費者信頼感の悪化など嫌気－ドル149円台

26日の米株式相場は下落し、Ｓ＆Ｐ500種株価指数は6月初旬以来の安値に沈んだ。
朝方発表された9月の消費者信頼感指数は103と、前月の108.7から低下し、エコノミスト予想（105.5）も下回った。
「不安と不透明感が市場全体を覆っている。」
　消費者は予算の大部分を食品とエネルギーに費やしており、これらの価格を気に掛けないことはないと記した。
　この日はアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、アルファベットといったハイテクの超大型株が主要株価指数の重しとなった。
　シティグループのストラテジストによれば、ナスダック100に対するポジションは現在、ロングが全て解消され、ネットショートが81億ドルとなっている。
 外為　　外国為替市場ではドルが上昇。
10月1日に始まる新会計年度の予算編成を巡る両党の対立で、政府機関閉鎖への懸念からリスク回避のトレーディングが続いていると指摘。
その上で「市場はドルが投資先として最も安全だと考えている」と述べた。
｢高い緊張感持って市場動向見ている｣と鈴木財務相-1ドル149円台(1)　　スイス・フランは対ドルで11営業日続落。
スイス中銀、予想に反し利上げ停止－成長への影響回避 原油　　ニューヨーク原油先物相場は反発。
期近物のプレミアムは1年ぶりの大きさに拡大し、供給不足が示唆されている。
「調整はさらに起こるかもしれないが、夏場の大幅上昇を経て、センチメントが弱気に転じているという明確な兆候は一切ない」と述べた。
 金　　ニューヨーク金相場は続落。
8月の個人消費支出（ＰＣＥ）価格指数はコアが前年同月比で伸び鈍化の予想。
原題：StocksSinkasBearsTakeCharge,DollarRallies:MarketsWrap（抜粋）TreasuriesEndMixed,CurveSteeper,AfterSolid2-YearAuctionSwissFrancEyesLongestLosingStreakSince1975:InsideG-10OilEdgesHigherasScarceSuppliesVieWithRisk-OffSentimentGoldDeclinesAgainasSourRiskAppetiteBoostsGreenback。