【米国市況】株は上昇、インフレ鈍化への期待でードル156円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
24日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇。27日はメモリアルデーの祝日で、米市場は休場となる。米消費者の1年先インフレ期待、速報値から低下-ミシガン大指数(2) LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「データの詳細に目を向けると、消費者はインフレの軌道をそれほど悲観していない」と指摘。ナスダック100指数は最高値を更新出所:ブルームバーグ ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のスチュアート・ポール氏によれば、来週31日に発表される個人消費支出(PCE)価格指数データでは、コア指数が年初来で最も小幅な伸びとなる見通し。しかし、伸びの鈍化は不安定な航空運賃の急落が関連している可能性が高いという。 「下振れとはならず、横ばいであっても、インフレがある程度抑制されているとして市場は満足するかもしれないとクロスビー氏。」ゴールドマン、米初回利下げ見通しを9月に後退-従来は7月 ロンバー・オディエ・アセット・マネジメントのマクロ調査担当責任者、フロリアン・イエルポ氏は、今週も「米金融当局を巡る不安」が市場を支配したと指摘する。債券市場は連休を控え、短縮取引となった。米中立金利の押し下げ要因、持続不可能な財政で反転もーウォラー理事 ニューヨーク外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が下落。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1249.77-2.76-0.01%)と、1週間前の42bpから縮小した。一時は156円82銭まで買われる場面もあった。神田財務官、為替で「過度な変動あれば適切な行動取る」と再表明(1) G7声明の草案では「明確なコミュニケーションを通じて負の波及効果を抑えるよう努める」などとも記された。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成されるOPECプラスの会合を来月初旬に控える中、世界的に供給が十分である兆候や、地政学的リスクの後退が意識された。期近物が期先物より安くなるコンタンゴ(順ざや)に近づきつつある。 中東での紛争が原油供給の混乱につながっていないことから、原油相場は4月半ば以降、下落基調をたどっている。ロンドンICEの北海ブレント7月限は76セント上昇し、82.12ドル。米ミシガン大消費者マインド指数(確報値)で、消費者のインフレ期待が速報値に比べて低下したことが手掛かりとなった。 金スポットは20日のアジア時間に史上最高値を更新したが、23日には今週最も大きな下落率を記録。米国債利回りが上昇傾向にあることも金を圧迫している。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は2.80ドル(0.1%)安の2356.90ドルで終了した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株は上昇、インフレ鈍化への期待でードル156円台後半