【米国市況】株と国債は下落、ドル上昇135円台後半-利上げ観測復活
記事を要約すると以下のとおり。
12日の米株式相場は続落。株式終値前営業日比変化率S&P500種株価指数4124.08-6.54-0.6%上昇した。銀行株は軟調。イエレン米財務長官はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、インフレはなおも高過ぎるとしつつ「航空機を急降下で着陸させたくはない。」経済をリセッションに陥らせずにインフレを減速させられるよう試みていると述べた。 S&P500種は4200が主要抵抗線とみられている。ブルームバーグテレビジョンで話すゴールドマンのヤン・ハッチウス氏出所:ブルームバーグ バイデン政権がクリーンエネルギーの税制優遇措置を強化する新たなガイダンスを発表したことを受けて、ファースト・ソーラーを筆頭にソーラー関連銘柄は堅調となった。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り3.99%9.02.31% 米東部時間16時55分 担保付翌日物調達金利(SOFR)先物に大型の売りが出た後、期近物が一段安となり、ベア・フラット化が進行した。追加利上げ観測が強まる中、米国債利回りが水準を切り上げ、ドルを支えた。原油 ニューヨーク原油相場は3日続落し、1バレル=70ドル付近で取引を終えた。 12日の相場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は朝方には一時上昇していた。これも早い段階での買い材料となっていた。また米失業保険申請件数が増加し、中国経済の弱さも示された。 出所:NYMEX ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は83セント(1.2%)安の1バレル=70.04ドル。金 ニューヨーク金相場は小幅に下げ、これで3日続落となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は70セント(0.1%未満)下げて2019.80ドルで終了した。
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