【米国市況】国債利回り低下､円は一時154円55銭－米利下げ観測広がる

4日の米金融市場では国債相場が上昇。
金利スワップ市場は11月の利下げ開始を織り込み、9月利下げの確率もこれまでより高くなった。
インフレが加速した今年初め、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は騒ぎ立てず、利上げの可能性は低いと述べていたことを、アダムズ氏は「ＦＯＭＣが金融政策の緩和を始めるべき証拠が積み上がってきている」と述べた。
「ゴルディロックスは出口へにじり寄ってはいるが、まだ外に出てはいない」と述べた。
「ここで生じるのが、長らく遅れていた調整にようやく入りそうなのかという疑問だ。」
株式売り越しはこれで5週連続だという。
　個別銘柄に関するニュースでは、インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者（ＣＥＯ）は台北国際コンピューター見本市（ＣＯＭＰＵＴＥＸ）で新製品を発表した。
米経済統計を受けた米国債利回りの低下が影響した。
米国債利回りの低下に加え、損切りの売りが次々と発動したことが背景にある。
　円のリスクリバーサルはこの数週間で最も強気に傾斜した。
ここ6週間に日本当局者の発言のトーンが変わっており、為替に一段と敏感になっていることを示唆していると、ＴＤの外為・新興市場戦略担当グローバル責任者、マーク・マコーミック氏はリポートに記した。
ＯＰＥＣプラス、減産延長で合意－10月以降は徐々に削減幅縮小へ(2)　　ウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）は1バレル＝73ドル台で終了。
　ＣＩＢＣプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏は「ＷＴＩは今朝の段階で売られ過ぎの水準に達し、相対力指数（ＲＳＩ）は30を下回った。」
上段：ＷＴＩ先物と100日移動平均、下段：ＲＳ指数（9日ベース）出所：ＮＹＭＥＸ、ブルームバーグ　　原油の国際指標である北海ブレントは3日、4カ月ぶりに1バレル＝80ドルを割り込んだ。
ロンドンＩＣＥの北海ブレント8月限は84セント（1.1％）安の77.52ドルで引けた。
米求人件数は4月に減少し、約3年ぶりの低水準となった。
金スポット相場は一時1.5％下げた。