【米国市況】国債利回り低下、株反発-ドル軟調で円は147円台回復
記事を要約すると以下のとおり。
米国債相場は上昇(利回りは低下)。 事前の予想通り、この日の金融当局者発言は、自身は利下げ開始を急いでいないことを示唆したパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の見解に同調する内容となった。 FHNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロウ氏は「金融当局は年内に利下げを実施するとみられるが、すぐにではない」と語った。米国上場の中国株は続伸。直近の5営業日のうち4度目の10%を超える引当金の計上につながったと報じた。1月初旬以降、同指数の騰落率は上昇日には平均0.45%となっている。 シティグループのストラテジストは、テクノロジー株への投資家のポジションは非常に強気なため、相場が下落した場合に市場に与える動揺は大きくなる可能性があるとの見方を示した。トレンドは引き続きポジティブだが、リスクは今後数カ月で強まる恐れがあると指摘。前日にはドル指数が昨年11月17日以来の高値を付けていたが、この日は米国債利回りの低下を受けてドル売りが優勢となった。欧州中央銀行(中銀)のデコス総裁が述べた。中東情勢に関するリスクや利下げに慎重な米金融当局者の発言を見極めようというムードが強く、レンジ相場となった。 米国の3月利下げ観測の後退が金融市場全般に重しとなってきた一方、中東での衝突激化で原油の出荷や輸送に混乱が生じるリスクが原油相場を下支えしている。金 金相場は3営業日ぶりに反発。 金スポット価格はニューヨーク時間午後3時17分現在、0.4%)高の2051.40ドルで引けた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】国債利回り低下、株反発-ドル軟調で円は147円台回復