【米国市況】国債利回り上昇、6月利上げの観測-円は133円台に下落
記事を要約すると以下のとおり。
14日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらずで終了。 リッチモンド連銀のバーキン総裁はインフレ抑制に向け、さらなる行動が必要になるかもしれないと発言。これを受けて、株価は下げ幅を縮小した。 アバディーンの投資ディレクター、ジェームズ・アシー氏はCPIについて、「こうした数字で何かが変わるということはまずない。」緩やかなディスインフレと力強い雇用は「ゴルディロックス」を意味すると市場は見なすだろうとコメントした。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月と5月に0.05%米10年債利回り3.75%4.62%10.02.21% 米東部時間16時49分 BTIGの世界金利トレーディング共同責任者、トーマス・ディガロマ氏は「CPIの数字でディスインフレのストーリーが変わってしまった。」「米金融当局のタカ派的な発言は続く見込みだ」と話した。労働市場に亀裂を入れれば、長期的な成長とインフレの期待が低下せざるを得ない。CPI発表後に一時0.3%値上がりする場面もあるなど、もみ合いの展開だった。一時は133円32銭を付けた。 ブラックロックのグローバル最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏は「今後数カ月もインフレでのさらなる進展が見られるだろう。」居住費がその筆頭だと述べた。 ベタフィのエネルギー調査責任者、ステイシー・モリス氏は「戦略原油備蓄からの売却を巡る報道に市場は驚かされた」と指摘。一時は3.3%安となったが、下げ渋った。CPIが前年同月比で予想を上回り、利上げが続くとの見方が強まる中、前日終値をはさんでもみ合う場面が目立った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】国債利回り上昇、6月利上げの観測-円は133円台に下落