【米国市況】円上昇し一時157円38銭、介入観測くすぶる－株は上昇

外国為替市場で円相場は対ドルで上昇。
  　　この円の急伸を受けて、神田真人財務官は日本時間13日未明、為替介入をしたかどうか「申し上げることはない」と述べるにとどめた。
神田財務官：介入したか申し上げない、レートチェックもコメントせず　　ブラウン・ブラザーズ・ハリマン（ＢＢＨ）の市場戦略世界責任者、ウィン・シン氏は「きょうの動きは2円未満だった」とし、円買い介入ではなさそうだとの見方を示した。
　為替介入に関する観測が広がる中、円は週間では主要通貨の中でドルに対する上昇率がトップとなり、銀行間取引市場では活発な取引が行われた。
株式終値前営業日比変化率Ｓ＆Ｐ500種株価指数5615.3530.810.55%ダウ工業株30種平均40000.90247.150.62%ナスダック総合指数18398.45115.040.63%　　Ｓ＆Ｐ500種は取引終了前の30分間に上げを大きく削った。
大型テクノロジー銘柄は反発。
　午前中に発表された7月の米ミシガン大学消費者マインド指数（ＰＰＩ）は6月に予想を若干上回る伸びとなった。
　ＵＢＳグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル氏は、「ＦＯＭＣの新たな局面により株式市場の裾野の広がりが持続する可能性があると指摘する。」
　「失業率のより大きな上昇をきっかけとする反応型の利下げではなく、先制的な利下げにより成長見通しにおけるリスクを軽減できるという新たな局面を迎えつつあるとグハ氏は指摘。」
　リポートで同氏は「テクニカル的に見る限り、きのうの動きが持続可能な長期トレンドの始まりだとは確認できない」としつつ、「ただトレーディングの観点からは、短期的にさらなるローテーションが継続し得ると考えられる。
　「これからの「ローテーション」の動きになると考えられる。
午後には上げを拡大した。
　この現象はフェデラルファンド（ＦＦ）金利先物市場で見られている。
0.5ポイントもレーダー内、9月の米利下げに備え始めた米国債市場　　ニューヨーク原油相場は反落。
バイデン米大統領はソーシャルメディアの「Ｘ（旧ツイッター）」に、イスラエルとハマスが停戦の枠組みで合意したと投稿。
　サリバン米大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は11日、イスラエルとハマスの停戦交渉について、「現在はここ数カ月よりも明るい兆しがみられると発言。」
10日の米エネルギー情報局（ＥＩＡ）統計では、独立記念日後の石油製品に強い消費の兆しが示された。
　夏特有の供給リスクも高まっている。
　ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）のＷＴＩ先物8月限は、前日比41セント（0.4％安の85.03ドル。
米利下げが近づいているとの見方を背景に、1ｂｐ＝0.01％）ではなく、50ｂｐの利下げを織り込み始めている。
金利の低下は通常、利息を生まない金投資に有利に働く。
ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金先物8月限は、同1.20ドル（0.1％未満）安の2420.70ドルで引けた。
原題：YenRisesasTradersAntsyOverRateChecks,LikelyIntervention（抜粋）DollarSuffersWorstTwo-WeekRunThisYear:InsideG-10StocksTrimGainsasBigBanksHitAfterEarnings:MarketsWrapTreasuriesEndHigheronDay,CurveSteepensAfterPPIDataOilFallsasCease-FireProgressOutweighsPositiveDemandSignsGoldHoldsNearRecordasFedRate-CutOptimismMounts。