【米国市況】主要株価指数が週間ベースで上昇、ドルは139円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
25日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小動き。一時は0.1%未満下げて4026.12ドルで終了。ダウ工業株30種平均は152.97ドル(0.5%低下。 ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア・マルチアセット・ストラテジスト、マリヤ・ベイトメーン氏はこの日の商い低調に言及し、「先週の力強いリスクラリーの後で、若干の利益確定やポジション調整の動きが出ていると語った。」TDセキュリティーズのストラテジストらは「利上げ幅がより小さくなる可能性が市場で歓迎されていることから、当局者らはこうした観測を押し返し、ターミナルレート(利上げの最終到達点)が適度に高くなる必要があることを強調すると、当社は予想している」とリポートで指摘した。 外国為替市場ではドルが主要通貨の大半に対して上昇。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%上昇から上げ幅を縮小した。週間でのマイナスはここ6週間で5回目。 ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏は「米国は、現サイクルでのターミナルレートが欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行、日本銀行に比べ、そしてオーストラリア準備銀行やカナダ銀行と比べても高い」と指摘。欧州連合(EU)はロシアに甘過ぎると主張。ロシア産原油の需要については逆風が強まっている。「現在のところ石油市場はマクロ経済の向かい風に直面している」と記した。ブレント原油、週間ベース騰落率の推移出所:ICE 金スポット相場は一時の下げをほぼ埋めて、小幅安。 金スポット価格はニューヨーク時間午後1時52分現在、前日比0.5%高の1768.80ドルで終えた。
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