【米国市況】リスク敬遠で株続落、景気後退懸念が再燃-一時130円台
記事を要約すると以下のとおり。
5日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続落。市場の最も投機的な分野の一部がその矢面に立つ格好となり、ゴールドマン・サックス・グループが継続調査する利益実績のないテクノロジー企業のバスケットは4%超の下落。新規受注の減速が目立つ。「株式の見通しは厳しい。」「労働市場の逼迫(ひっぱく)は弱まりつつある。」米金融当局者の発言が利回り低下に歯止めをかけるのに今のところ十分でないことは明白だと述べた。ADP民間雇用数やISM非製造業指数が予想を下回ったことを受けて、リセッション懸念が強まり、安全逃避の動きが再燃したことが背景。他の労働市場関連指標と共に、労働市場の伸びが弱まりつつあることを示唆していると話した。米在庫減少が明らかになったものの、不透明な景気先行きを背景とした需要不安を打ち消すには至らなかった。サウジアラビアがアジア向け原油の公式販売価格を3カ月連続で引き上げたことが影響。減少幅はトレーダーの予想より小さかった。「景気軟化を示す統計を受けて、原油の上昇は抑制される可能性が高い」と述べた。金 ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。ドル建てで取引される金を圧迫した。金スポット価格出所:ブルームバーグ ジョバンニ・シュトーノボ氏らUBSグループのストラテジストは「金はポートフォリオにおけるヘッジ先として常に認識してきた。」
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