【米国市況】ナスダック100が1%高、ハイテク決算注目-149円90銭付近
記事を要約すると以下のとおり。
24日の米株式相場は上昇。通常取引終了後の時間外取引では、マイクロソフトが上昇。株式終値前営業日比変化率S&P500種株価指数4247.6830.640.93% ハイテク銘柄が中心のナスダック100指数は1%高で終了。メタが青少年に有害なコンテンツを提供しているとして、カリフォルニア州および30余りの州が提訴、若者に有害と主張 決算シーズンに関して明るいニュースを待っている投資家は、大手ハイテク企業に望みをかけている。ブルームバーグ・インテリジェンスがまとめたアナリスト予想では、5社の利益は平均で前年同期比34%増加が見込まれている。大手ハイテク企業が目を見張るような好決算を発表し、今後の業績に関して力強いガイダンスを示せば、株式相場は年末まで力強く上昇する可能性があると述べた。両銘柄とも、今年のS&Pグローバルがこの日発表した米国の製造業・サービス業を合わせた10月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、前月から上昇。製造業での需要回復とサービス分野でのインフレ鈍化が寄与した。米国債市場では短期債が下落。ドイツとフランスで軟調なデータが示されたことが重しとなった。 円はドルに対し小幅に下落。長期金利が前日まで2013年以来の高水準を更新したことに対応して金利抑制を狙った格好。 この2日間の下げで、今月7日にハマスがイスラエルを攻撃してからの値上がり分はほぼ帳消しとなった。「地政学的リスクは若干弱まっており、現物の指標は軟化している。」こうした買い手は短期でイベント主導の傾向があると述べた。ハマスとイスラエルの開戦当初は1.60ドルだった。 世界原油の約3分の1を生産する中東で、供給障害が差し迫っていないことから、戦争リスクに伴うプレミアムが大きく縮小。 数週間前から相次いでいる石油産業の大型買収シェブロン、ヘスを530億ドルで買収へ-新興産油国ガイアナに足がかり ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前日比1.96%下げて88.07ドル。金 ニューヨーク金相場は下げ幅を消す展開。米10年債利回りは今週、16年ぶりとなる5%台に上昇する場面があり、利息を生まない投資商品である金を圧迫していた。 25日にはパウエルFRB議長による公の発言機会があり、金利の軌道について何らかの示唆があるかどうかに注目が集まる。 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時20分現在、前日比1.78ドル(0.1%)上昇の1オンス=1974.63ドル。
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