【米国市況】ドル指数が8週連続高、2005年以来最長-147円台後半
記事を要約すると以下のとおり。
8日の米金融市場では、ドルが上昇。対円では1ドル=147円台後半に戻した。これは多くのトレーダーが買われ過ぎとみる指標の一つとされる。ドルに対するセンチメントは極端な水準に達しており、少なくとも目先はドルをさらに押し上げる買い手が増える余地はない。「その持続可能性には疑問がある。」「反面、それは輸入物価の低下につながり、ディスインフレ圧力に寄与する」と付け加えた。アップルは来週、スマートフォン「iPhone15」と次世代スマートウオッチ「AppleWatch」などを発表する見通し。米景気の底堅さを背景に、同年債利回りは4%付近で今年を終えると引き続き想定しているが、その予想はリスクにさらされているとリポートに記した。石油輸出国機構(OPEC)内外の主要産油国で構成する「OPECプラス」のリーダーであるサウジアラビアとロシアが供給削減を年内いっぱい延長すると発表したことが背景にある。 OPECプラスの供給削減を背景に、原油相場は第3四半期(7-9月)に入りプラスを維持している。OPECプラスの減産延長が明らかになったことで、市場の主要なテーマになるが、来週からは欧州中央銀行が今後どのようにインフレ退治を続けていくかに移りそうだ。週間では2.3%上昇した。このところの堅調な米経済指標を受けて米金融当局が高金利を維持するとの観測が強まり、利子を生まない金の妙味が薄れた。だが、ドル建てで取引される金の強い逆風となっている。金スポットはニューヨーク時間午後2時41分時点でほぼ変わらずの1919.60ドル。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】ドル指数が8週連続高、2005年以来最長-147円台後半