【日本株週間展望】荒い動き、米金利や中東警戒続く-決算一喜一憂も
記事を要約すると以下のとおり。
10月4週(23-27日)の日本株は、米国の金利上昇や緊迫する中東情勢への警戒でボラティリティーの大きい不安定な相場が続く見通し。 また、イスラエルのガラント国防相はパレスチナのガザ地区に対し大規模な地上侵攻を行う意図をあらためて示すなど、イスラム組織ハマスと周辺国も巻き込む中東の緊張状態が解消される兆しはなかなか見えてこない。 米決算序盤戦の株価の反応は電気自動車(EV)メーカーのテスラが急落した半面、動画配信サービスのネットフリックスは急騰し、金融の決算は高安まちまちと明確な方向性を見いだしにくかった。国内では27日に10月の東京都区部消費者物価指数(TOPIX)は週間で2.3%安と反落した。企業決算は失望的なものになるとは思えないが、株価が下落した局面ではテクニカルな押し目買いは入るだろうが、決算前に積極的なリスクは取りにくい。米金利動向にも影響を与える米政府機関閉鎖の先行き不透明感も残る。一方、決算については、リビジョンインデックスを見ると比較的良い決算が出てきそうで、株価を支える要因になる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本株週間展望】荒い動き、米金利や中東警戒続く-決算一喜一憂も