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【日本市況】TOPIX最高値接近、日銀利上げ観測で-円は安値更新

記事を要約すると以下のとおり。

2日の日本市場は株式相場が上昇、東証株価指数(TOPIX)が過去最高値に接近して日経平均株価は4万円台を回復した。
為替相場は一時1ドル=161円74銭と86年12月以来の安値を更新した。
企業の景況感改善や物価上昇で市場では利上げ観測が強まっている。
 野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジストは2日付リポートで、日銀が目指す「賃金と物価の好循環」の持続が期待できる環境が整いつつあると1日の短観を分析した。
一時161円74銭と86年12月以来の安値を更新新発10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い1.08%長期国債先物9月物終値は前日比23銭安の142円42銭株式  東京株式相場は3営業日続伸してTOPIXは過去最高値に接近、日経平均株価は節目の4万円を約3カ月ぶりに超えた。
 個別では野村証券が目標株価を引き上げたみずほフィナンシャルグループが8日連続で上昇。
国内でも10年金利が1.1%に向けて上昇しており、金融株の追い風になっていることから、他国市場と比べて出遅れ感がある日本株に見直し買いが入っているだろうと述べた。
東京市場では金融機関が顧客と外貨を取引する際の基準となる公示仲値の設定にかけて円売りが優勢となり、日本株高を受けて下げ幅を拡大した。
「介入を警戒しつつも、金利差を背景としたキャリー取引で円の安値を試す動きが出ている」と述べた。
10年国債入札を無難に終え、先物などが一時下げ幅を縮める場面があった。
 入札結果によると、最低落札価格は100円6銭と、前回の3.66倍から低下した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】TOPIX最高値接近、日銀利上げ観測で-円は安値更新

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