【コラム】FOMC議事要旨への反応、1年前と様変わり-オーサーズ
記事を要約すると以下のとおり。
FOMC議事要旨:インフレ押し下げの決意確認、市場の認識懸念 はっきり言えば「今年中に利下げが始まるなどと夢にも思うな。」 しかし市場の反応は違った。同日もトレーダーはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派発言は本気ではないと驚くほどの強さで確信した。 金融当局に対する反応の12カ月での変化としてこれより大きいものはまずないだろう。 どこにハト派がいるというのか。 では、市場の自信はいったいどこからきているのか。 ドイツだけではなく他のユーロ圏諸国のインフレ低下を示すデータもあった。底から23%増加した時点でリセッションが始まる傾向があり、現在はその水準を超えているという。<br> ただ、これらはいずれも、米金融当局がインフレについて間違っているという確固たる証拠にはならない。 21年12月分のFOMC議事要旨が公表された日を振り返ってみると、投資家はISMの仕入価格の82.4への大幅低下と求人件数の若干の減少に安心していた。(ジョン・オーサーズ氏は市場担当のシニアエディターです。
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