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【コラム】黒田総裁、突然の政策修正は降参か戦術的退却か-オーサーズ

記事を要約すると以下のとおり。

2022年の市場の最後の驚きは、日本銀行がイールドカーブコントロール(YCC)政策を緩和したというニュースだろう。
世界の他の国・地域が引き締めに入っている中でも債券市場に流動性を注入し続けるという黒田総裁の政策は、任期満了まで数カ月を残した今の時点で利回り上昇を容認することを選んだ。
下のチャートは10年物日本国債利回りの動きだ。
円安を見込んだいわゆる「キャリートレード」は今年これまでは利益を出していた。
 転換は悪いことばかりではない。
 しかし、なぜ今なのか。
数週間前に発足したばかりの新政権が通貨ペソの許容変動幅を拡大したことが引き金となり、後に「テキーラショック」と呼ばれるようになるペソ暴落が起きた。
数カ月前の英国債市場の混乱で国債利回りを急激に上昇させるリスクが浮き彫りになった後では、これは理にかなった行動だ。
私が考えるさらにもっともらしい説は、黒田氏がより防衛しやすい水準に利回り目標を調整し、後継者が政策を維持しやすいようにしたというものだ。
このコラムの内容は必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません) 原題:WasItKuroda’sWaterloo,orJustSmartPlanning?:JohnAuthers(抜粋)ThiscolumndoesnotnecessarilyreflecttheopinionoftheeditorialboardorBloombergLPanditsowners.。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【コラム】黒田総裁、突然の政策修正は降参か戦術的退却か-オーサーズ

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