【コラム】ポスト黒田時代の初サプライズは植田氏-リーディーとモス
記事を要約すると以下のとおり。
金融政策は本来、さほどエキサイティングなものではない。その判断は正しかったことがのちに判明した。 黒田東彦総裁の後任決定が近づいた今週、ほとんどのエコノミストは雨宮正佳副総裁と中曽宏前副総裁を中心とした少数に候補を絞り込んでいた。8日の衆院予算委員会では、金融市場への影響に細心の注意を払いつつ人選をしていると述べていた。同氏についての情報はあまり多くない。 植田氏起用に誰もが驚いたのは無理もない。マサチューセッツ工科大学(MIT)で学んだ経済学者の同氏は現在、共立女子大学の教壇に立っている。 意外な人選を知った市場が受けた最初の印象は、岸田首相のタカ派傾斜を示唆する選択だというものだった。 しかしこれも大外れの可能性がある。 一方、同じ記事の中で日銀は出口に向けた戦略を立てておく必要があるとも同氏は指摘。2000年に同氏が日銀審議委員として反対票を投じたゼロ金利解除は、政府が反対していた。この経験は日銀に深い傷を残し、日銀当局者は緩和解除に対して極端に慎重になった。黒田氏の成功政策の多くは内田氏が設計した。 今回の人事でもう一つの驚きは、女性の指名がなかったことだ。全身麻酔により、首相が一時的に対応不能な状態になることは異例だが、反発をかわすにはよいかもしれない。このコラムの内容は必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません)原題:UedaIstheFirstSurpriseofthePost-KurodaEra:Reidy&Moss(抜粋) ThiscolumndoesnotnecessarilyreflecttheopinionoftheeditorialboardorBloombergLPanditsowners.。
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