【コラム】ドイツ低迷とインフレ抑制、板挟みのＥＣＢ－アシュワース

ドイツが景気低迷から抜け出せない。
ドイツの弱さは欧州中央銀行（ＥＣＢ）にとってまさにジレンマだ。
　これらすべてが政策当局者の頭を悩ませている。
実際にサービスのインフレは今も根強く続いている。
GermanPainGrowthhasevaporatedforEurope'slargesteconomySource:Bloomberg　　ドイツは割安なロシア産エネルギーと中国市場への輸出に依存する経済モデルだった。
　ドイツの鉱工業生産は5月に4年ぶりの低水準を付けた。
　一方、コロナ後に目覚ましい回復を遂げている南欧諸国の復活は当初は観光業が中心だったが、今はより広範囲に拡大している。
今年1－3月（第1四半期）は0.8％増と、四半期としてここ2年間で最高の成長率を記録した。
いまや立場は逆転した。
しかし、かつて欧州をけん引したドイツ経済の崩壊を黙って見過ごすわけにはいかない。
このコラムの内容は必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません）原題：GermanyVersusSpainPosesProblemfortheECB:MarcusAshworth（抜粋）ThiscolumndoesnotnecessarilyreflecttheopinionoftheeditorialboardorBloombergLPanditsowners.。