【コラム】トランプ氏を脅かす影、ヘイリー氏の亡霊-ウィルキンソン
記事を要約すると以下のとおり。
米大統領選の共和党候補指名争いの第2戦、23日投開票が行われた東部ニューハンプシャー州予備選で、サウスカロライナ州知事も務めたヘイリー元国連大使がトランプ前大統領に2桁のリードを許し、敗れた。共和党の有権者はトランプ氏が3対1で圧勝したが、無党派層はヘイリー氏が24ポイント引き離した。しかし、ニューハンプシャー州南部の投票所を後にする際、共和党の現状、トランプ氏を巡る現状に幻滅し、首を横に振る人や、ヘイリー氏がよく口にする「カオス=混沌(こんとん)」という言葉を使い、自分たちが距離を置こうとすると政治を表現する人もいた。 ヘイリー氏に投票した有権者の8割余りが、トランプ氏が有罪判決を受ければ大統領にふさわしくないと考えるという。スイングステート(激戦州)のそれら有権者のうち、トランプ氏は何人失う余裕があるだろうか。カオスとうそにうんざりするヘイリー氏の支持者が1人去るごとにトランプ氏は民主党を支持する有権者を1人減らさなければならない。トランプ氏に対抗し18年に組織され、共和党が議会で過半数を失う状況に追い込んだのは、郊外に住む女性たちだ。共和党の予備選において、知的で教養があり、自信に満ちた移民家庭出身の政治家を支持できる有権者は、MAGA離れの重大な脅威になりかねない。このコラムの内容は、必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません)原題:Haley’sVotersWillHauntTrumpTillNovember:FrancisWilkinson(抜粋)ThiscolumndoesnotnecessarilyreflecttheopinionoftheeditorialboardorBloombergLPanditsowners.。
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