YCCは「十分存続可能」、 変動幅再拡大の必要ない-日銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の黒田東彦総裁は18日、長短金利を操作する現行のイールドカーブコントロール(YCC)政策は存続が可能とした上で、長期金利の変動幅のさらなる拡大には否定的な見解を示した。 日銀は長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていないとも述べた。国債などを担保に金融機関に資金供給を可能とするためだとし、「マイナス金利は排除されていないとの認識を示した。」 昨年12月の政策修正の理由に挙げた市場機能の低下に改善は見られず、会合前には変動幅の再拡大やYCCの廃止といったさまざまな観測が市場で長期金利が一時0.36%に急低下した。発表前は128円台半ばで推移していた。見通しは「上振れリスクの方が大きい」とした。
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