ＥＳＧを空売り筋が標的に、グリーンブームで割高な銘柄を狙う

ヘッジファンドが空売りの照準をＥＳＧ（環境・社会・企業統治）銘柄に定め始めた。
　アーンダール氏はインタビューで、ＥＳＧ資産を「追いかける」資本は多いが、「良いアイデアはほとんどないと指摘。
サムソナイトＣＥＯ辞任－学歴詐称の疑いと空売り投資家が指摘　　ブルー・オルカが現在、空売りしている銘柄には、ＭＳＣＩのＥＳＧランキングで「Ａ」を付与されているバイオマス燃料生産のエンビバなどが含まれる。
ヘッジファンドの間では、インフレ抑制法（ＩＲＡ）に盛り込まれた環境対策などから恩恵を受ける銘柄に狙いを定める動きが出ている。
　一方で、補助金の効果が薄れてきた時にどの企業、あるいはどのセクターが行き詰まるかを見極めようとする動きもここにきて目立ってきた。