米株式市場がリセッションを警告、雑音に過ぎないとみる投資家も
記事を要約すると以下のとおり。
米株式市場で小型株と工業株が下落しており、典型的なリセッション(景気後退)のシグナルを発しているが、今年の株式相場は既に予想を上回っているため、今のところこうした動きは雑音に過ぎないとみる投資家もいる。小型株や工業株の急落は通常、景気後退時に発生する。先週はシリコンバレー銀行が破綻した3月10日以来の大幅安となった。 とはいえ、株式市場には希望もある。 ボケ・キャピタル・パートナーズの創業者キム・フォレスト最高投資責任者(CIO)は「決算シーズンを数週間後に控え、利益や売上高の目標を下方修正する企業はそれほど多くない」と述べ、「いつリセッション入りするかわからないが、いずれはやってくるだろう。ブルームバーグのエコノミスト調査では、経済成長は来年半ばまで鈍化し、その後再び回復すると予測されている。ネッド・デービスはS&P500種の年末目標を4500としており、米経済が2024年前半に減速する可能性を予想している。
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