米国でのEV生産場所決断近づく、インディアナ州有力か-スバル社長
記事を要約すると以下のとおり。
SUBARU(スバル)の電気自動車(EV)戦略の鍵を握る米国でのEV工場建設地の決定時期が近づいている。 スバルが主力とする米国でもカリフォルニア州を中心にEV販売が拡大しており、同社は8月に電動化目標を引き上げた。ただ、米国でEV販売がこのまま順調に伸び続けるか、どこかで頭打ちするかは読み切れないことから、柔軟な生産体制を構築する考えだ。EV生産場所の選定に際しては州政府などからどういった優遇措置が得られるかも重要な判断材料になるとの考えを示した。 大崎社長は、約35年の付き合いのあるインディアナ州はEV生産を含め「お誘いをいろいろ受けた」と明らかにした。スバルは今期(24年3月期)の営業利益率は7.1%と高水準スバルは21年5月公表の中期経営ビジョンでは「業界高位の営業利益率(8%)」を目指すとしていたが、8月に発表した方針では数値目標は明示されなかった。具体的な数字を示すのは難しいと述べた。大崎社長のその他の発言:生産工程の効率化のためにはどういう車の設計をすればいいのか、というこれまでとは逆の発想で取り組む部品点数削減の手段として、車体部品を一体成形する技術「ギガキャスト」導入も視野ベルトコンベヤーのライン短縮に向けた無人搬送車(AGV)の活用のほか、工場内の物流短縮の取り組みも検討スバルのインディアナ州工場は全米自動車労働組合(UAW)に加盟している部品メーカーの工場操業に影響し、スバルに波及することがないかについては調査している自社のEV普及、一気にスピードアップか-先行する加州が示唆(1)スバル、電動化に1兆5000億円投資へ-30年に販売台数の半分EVに。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国でのEV生産場所決断近づく、インディアナ州有力か-スバル社長