次期日銀総裁は「悪知恵」出せる人期待、市場と対話を-自民・甘利氏
記事を要約すると以下のとおり。
自民党の甘利明前幹事長は、4月8日に任期満了を迎える黒田東彦日本銀行銀裁の後任には、「いい意味で世界に向けて悪知恵を出せる人を期待する」と述べ、市場との対話を重視して適切に金融政策を運営できる人物が望ましいとの見解を示した。事実上の利上げと受け止めた市場では、さらなる政策修正に対する臆測も広がった。 総裁人事で「新鮮味を出すという知恵はあるかもしれない」が、それが方向転換というメッセージにならないことが大事だと指摘。 足元の消費者物価指数は物価目標を大きく上回る4%に達し、デフレ脱却が視野に入った。政府・日銀の共同声明から10年、浮上する新総裁体制下の見直し論国債60年償還ルール 通常国会では防衛費増の財源を巡る議論も焦点となる。 党税制調査会幹部でもある甘利氏は、償還ルールの見直しについて「日本国債の信用を失う」と述べ、財源の創出にはならないと否定。 新たな防衛力整備計画を踏まえた5年間の総事業費は約43兆円。
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