楽天Gの信用リスク、日本最大-同格付けソフトバンクGと明暗
記事を要約すると以下のとおり。
楽天グループの信用リスクを表すクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)は高止まりし、日本企業で最大となっている。日本企業では楽天Gはグループ子会社を含めると2024年までに4147億円、25年に4300億円の社債の償還期限を迎える予定で、資金手当てに取り組んでいる。7月には楽天証券ホールディングスの上場を申請した。回線拡充にはなお多額の設備投資を必要としており、モバイル事業の営業損失は824億円と、前年同期の1215億円から赤字幅が縮小した。同社は一部株式を売り出して資金を得たほか、時価総額521億ドル(7兆7900億円)の企業をポートフォリオに組み入れることに成功した。ソフトバンクGについては、「アームがナスダックに上場、投資ポートフォリオが大きく改善したとし、今後6カ月から1年で格上げの可能性があると話した。」 ブルームバーグ・インテリジェンスのクレジットアナリストであるシャロン・チェン氏は、楽天Gはバランスシート強化のためにさらに資産を売却する可能性があり、最大3000億円の調達が可能になるという。
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