日経平均最高値は一段高への序章、海外投資家なお数兆円の買い余力か
記事を要約すると以下のとおり。
日経平均株価を30年以上ぶりに史上最高値へ押し上げた日本株上昇の流れは、海外投資家の買い戻しでさらに続きそうだと投資家やストラテジストらはみている。TOPIXは1989年のピークを約8%下回っている。 過去のデータは、海外から多くの投資資金が流入する可能性を示唆している。「買い遅れている人がいなくなるまでは日経先物がアウトパフォームし、上がるほど乗り遅れへの恐怖感からコア30など主要大型株に買いが入る流れ」と読む。東京エレクトロンやエヌビディアのサプライヤーでもあるアドバンテストなど値がさの半導体製造装置株が指数をけん引し、日経平均はこの1年で45%近く上げている。日経平均の相対力指数(RSI、14日平均)などテクニカル指標が依然として過熱圏に位置しているためだ。 三菱UFJアセットマネジメントの石金淳チーフファンドマネージャーは少しずつ日本株のオーバーウエートの割合を減らし、利益を確定している。 堅調な米国経済と円安に支えられ、前期の日本企業は最高益を更新。今後数カ月内に日経平均は4万2000-4万2000-4万2000-4万3000円に向け上昇する動きがあってもおかしくないと話した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日経平均最高値は一段高への序章、海外投資家なお数兆円の買い余力か