日米首脳、中国を視野に防衛協力強化へ-日本で米艦船補修拡大も
記事を要約すると以下のとおり。
バイデン米大統領と岸田文雄首相は、防衛分野での日米同盟を強化するために、防衛産業協力に関する協議体を設置し、日本国内で米海軍艦船の補修をより多くできるようにする計画だ。 岸田氏は、日本の首相として2015年の安倍晋三氏以来9年ぶりの国賓待遇で訪米している。岸田文雄首相(右)とバイデン米大統領(2023年8月18日)Photographer:TingShen/Bloomberg 米国は、武器システムのより効率的な構築方法を見つけることを目標に、新設される防衛産業協力の協議体の潜在的なプロジェクトとして地対空誘導弾「パトリオット3(PAC3)」の共同生産を視野に入れている。この合意では、90日以内の補修作業で人手が不足しており、日本でそれを補うことができると判断したと、同高官は説明した。 バイデン、岸田両氏はそれぞれ国内の政治課題に直面しており、11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏は、防衛力増強の取り組みを進めている。 岸田首相は訪米に先立ち、防衛装備や技術面を含めた安全保障上の協力を推進していくことで国際的な連携のネットワークを重層的に構築し、同日夜には公式晩さん会が開かれる。日米比首脳会談に続くものとなる。 バイデン氏と岸田氏の首脳会談では、米国と英国、オーストラリアによる安全保障枠組みへの日本の参加を検討-先端技術分野で日本と協力することを検討すると表明した。
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