日本は約3.5兆円の為替介入実施した可能性、日銀当座預金見通し示唆
記事を要約すると以下のとおり。
円相場が一時1ドル=153円台へ急伸した日本時間2日早朝の外国為替市場で日本の通貨当局は円買い介入を行っていた可能性が高い。東京短資では7000億円程度、上田八木短資では1.1兆円の減少を予想しており、平均との差額である約3.5兆円が介入の規模と推定される。 円相場は2日午前5時から6時までに157円台から153円ちょうど付近まで急伸した。介入再発動か、2日早朝に円急騰-今夕の日銀当座預金に注目 三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジストは、3兆円程度の介入の可能性を指摘し、「市場取引がかなり薄い時間帯に入ったということもあって、かなり小さい金額で値幅が相応に出たという印象があるとした。」このうち約8割を占める332億ドル余りが午前5時から6時の間に行われた。 住友生命保険の武藤弘明エコノミストは、介入の有無は財務省が5月31日に公表するの外国為替平衡操作の実施状況で明らかになる。4月29日の介入の有無は8月ごろ公表される日次ベースのデータで判明する。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本は約3.5兆円の為替介入実施した可能性、日銀当座預金見通し示唆