中国不動産の碧桂園、清算申し立てに直面－香港で５月17日審理

中国の不動産開発大手、 碧桂園は28日、約16億香港ドル（約308億円）相当のタームローンファシリティーの不払いと未払利息に関連し、香港で債権者のエバー・クレジットから清算の申し立てを受けたと発表した。
碧桂園の苦境は、中国経済の足かせとなっている不動産市場の混乱に拍車を掛けている。
不動産市場と関連産業はピーク時に中国の国内総生産（ＧＤＰ）の約20％を占めていた。
28日の香港株式市場で碧桂園はキングボードに関わる債務について、オフショア債に占める割合は非常に小さいと説明。
単一債権者による「過激な行動」が同社の住宅引き渡しや正常な事業運営、境外債務の再編全体に重大な影響を与えることはないと、ブルームバーグの問い合わせに回答した。