ナスダックが異例のリバランス実施へ、米大型ハイテク株の市場支配で

米国の大手テクノロジー企業は、米大型ハイテク銘柄で構成される株価指数にとっても大き過ぎる存在となった。
　ナスダックの発表文によると、今月24日のリバランスでは「ウエートを再分配することで指数内の過度な集中に対処する」という。
人工知能（ＡＩ）を巡る楽観論に後押しされた今の株高を見て、頭の重い相場上昇が持続し得るかどうかウォール街で議論が白熱している。
  　　ナスダックのウェブサイトに掲載された文書によれば、指数の最大構成銘柄群の割合があらかじめ設定された基準値を超えた場合、特定の状況下で、特別なリバランスが実施される可能性がある。
ナスダックの文書によれば、このグループの影響力を40％に減らすためにリバランスが実施され得るという。