トロントのマンション投資家、大半が赤字－建設抑制で物件不足加速か

2022年に住宅ローンを組んでカナダ・トロントの新築マンションを購入した投資家は、その大半が毎月損失を出している。
　こうした動きは長年、賃貸住宅の需要急増への対応をマンション供給に頼ってきたカナダ最大の都市に、広範囲にわたる影響を与える可能性がある。
だが、昨年、契約をまとめた人たちにとって、経済状況は一変した。
こうした投資家は平均して月223カナダ・ドル（約2万3000円）の損失を被っているという。
資産価値が上昇してさえいれば、少なくとも当面、投資家の購買意欲に打撃となる可能性がある。
「投資家が買わなければ、開発業者は建設しようとしない。」