サマーズ氏「がくぜん」、金融政策に大統領の発言権求める「愚か者」
記事を要約すると以下のとおり。
金融政策はいかなる形であっても大統領の影響を反映してはならないと、サマーズ元米財務長官は警告。常にやるべきことがたくさんある大統領は、あらゆる経済統計を常時分析することに力を入れている連邦準備制度理事会(FRB)のメンバーに比べ、「経済との距離感がかなり遠いと述べた。」政権にある者は「常に紙幣の増刷と利下げの誘惑にかられ、景気押し上げのアクセルを深く踏み込もうとする」と述べた。 サマーズ氏は1970年代初期、当時のバーンズFRB議長に圧力をかけて金融緩和を実行させた。また中南米では「数え切れない」国々がここ数年に独立した中央銀行にシフトし、インフレを収束させた例をサマーズ氏は現在の米金融政策について、5日に起きた波乱の後に市場のボラティリティーと株式売りが落ち着いたことを踏まえ、「最新の事実に基づくと緊急利下げは正当化されないと述べた。ただし9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での「50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げは適切かもしれない」と述べた。FRBジャンボ利下げにエコノミスト懐疑的-ウォール街と好対照 原題:Summers‘Appalled’atIdeaofPresidentialSwayOverFedPolicy(抜粋) 。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース サマーズ氏「がくぜん」、金融政策に大統領の発言権求める「愚か者」