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ウォラーFRB理事、利下げ遅らせるか回数減が適切-最近の統計受け

記事を要約すると以下のとおり。

ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事は27日、最近の経済データでは年内に予想される利下げを遅らせるか、利下げの回数を減らすことが裏付けられると強調し、金利引き下げを急ぐことはないとの認識を示した。
 「経済生産や労働市場には持続的な力強さが見られる一方、インフレ抑制の進展は減速しているとし、「こうしたサインを踏まえると、金融緩和開始の措置を急いで講じることは考えられないと説明した。」
 ウォラー理事は話した。
 米金融当局者にとって、米経済は依然として予想外の底堅さを示しており、当局者は今月19、20両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に公表した最新の四半期経済予測で、2024年の利下げ回数を中央値で3回とする見通しを2.1%と、昨年12月の前回予想(1.4%)から大幅上方修正した。
雇用情勢も引き下げを開始するのが適切になるだろうと引き続き堅調で、主要な物価統計はこの数カ月間、エコノミストの予想を上回っている。
 さらに、「幸運なことに、米経済の力強さと労働市場の底堅さのおかげで、金融緩和までもう少し待つことのリスクは小さく、性急に行動することに比べて大幅に低いとも語った。」
 なお29日には、米金融当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウォラーFRB理事、利下げ遅らせるか回数減が適切-最近の統計受け

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