インドネシア、14日に大統領選-国債投資家は財政赤字リスクに警戒
記事を要約すると以下のとおり。
インドネシアは「フラジャイル5」、つまり脆弱(ぜいじゃく)な5通貨の一角とされた時代を乗り越え、投資家にとって重要な新興国市場となった。 海外からの資金流入によって財政赤字は12年ぶりの低水準に縮小。 ティー・ロウ・プライスのマネーマネジャー、レオナード・クワン氏(香港在勤)は、「もう少し取り組む可能性があるとの見方を示した。」年間で19年以来の規模だ。汚職摘発が強化されほか、隠し資産の申告を促す「タックス・アムネスティ(租税特赦)」制度も始まった。不透明感 しかし、良い時代は長続きしないかもしれないと警告する一部の市場ウオッチャーもいる。Indonesia'sFiscalDeficitShranktoLowestin12YearsGovernmentbeattaxgoalforthreestraightyears,moderatedspendingSource:FinanceMinistryNote:2023figuresareunaudited 投票日が近づくにつれ、投資家らは候補者3人の政策を詳しく調べている。ただ、その後、プラボウォ氏の主な選挙公約は、年間300兆ルピア(約2兆8500億円)が必要になると推定される8300万人への食事の無料提供だ。 前ジャカルタ特別州知事のアニス候補はジョコ政権の産業政策を検証すると表明しており、その中にはインドネシアを川下商品大国にする支援策も含まれている。プラボウォ国防相(ジャカルタ、1月27日)Photographer:DimasArdian/Bloomberg いずれの候補者も50%以上の票を獲得できなかった場合、6月に決選投票が行われる。ルピア建て10年国債を多く保有するアッシュモア・グループは、インドネシアのファンダメンタルズと債券の魅力的なキャリー取引に焦点を絞っており、ボラティリティーに注目していないと調査責任者のグスタボ・メデイロス氏は説明した。インドネシアへの投資に影響を与えるようなマクロ経済の大きな変化は予想していないと述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース インドネシア、14日に大統領選-国債投資家は財政赤字リスクに警戒