【米国市況】S&P500は3日ぶり上昇、最終盤に反転-157円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
31日の米株式市場でS&P500種株価指数は3日ぶりに反発。月間ベースでは2月以来の大幅上昇となった。米株式市場の次の痛み、大型テクノロジー銘柄の下落か-BofA ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏は「相場の上昇を引っ張ってきた分野の一部で、当初見られた支援要素が途切れつつある。」その後、銀行やエネルギーといった他のセクターが上昇し、指数は終盤再び上げに転じた。 米国債は上昇し、月間ベースでは今年最大の上げ。PCEコア価格指数の伸びが市場予想に一致し、1ドル=157円台前半。午前中に一時156円56円まで上昇する場面もあった。 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は5月は上昇。政府・日本銀行による4月26日-5月29日の為替介入額は9兆7885億円と、月次ベースの介入額として過去最大を更新した。そうした中、これまで月間ベースで上昇を続けてきたドルは5月に入り下げに転じた。また「想定よりも時間はかかったが、米金融当局者は追加利上げ期待を押し返して次の動きは利下げだと強調。」今年に入り、トレーダーは米利下げ観測を大きく後退させており、現在では年内に0.25ポイントの利下げが1回と見込まれている。株価につれ安した。需給ファンダメンタルズの材料が乏しく、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)がバレル当たり78ドルを割り込んだのは、金融市場全般に広がるリスクオフのセンチメントに左右されていることを意味する。世界の原油供給を抑えたいOPECプラスは日量200万バレルの減産を今年下期も継続する是非を話し合う。 月間ベースでは2カ月連続の下げとなった。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前日比92セント(1.2%)安い1バレル=76.99ドルで終了。朝方のPCE統計はエコノミストが予想した通りの内容で、米国のインフレ圧力が弱まりつつあるとしたFRBの仮説を裏付けると、TDセキュリティーズの商品戦略責任者、バート・メレク氏は指摘。 「弱いPCEの数字と相まって、夏にかけて利下げの余地が出てきたと私は考えているとメレク氏。」金スポット価格の週間騰落率出所:ブルームバーグ 金は年初から約14%上昇し、先週には過去最高値を更新。 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時22分現在、前日比17.01ドル(0.7%)安い1オンス=2326.06ドル。原題:‘MagSeven’HitStocksinFinalStretchofMay:MarketsWrap(抜粋)DollarSlipsAfterPCE,SettoSnap4-MonthRally:InsideG-10TheDollar’sRallyFaltersasSignsofCoolingEaseFedFearsOilSlipsinRisk-OffMoodasAttentionTurnstoOPEC+MeetingGoldErasesWeeklyGainasTradersCashInasInflationEases。
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