【米国市況】S&P500が最高値、PPIで利回り低下-157円付近
記事を要約すると以下のとおり。
13日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅上昇し、4営業日連続で最高値を更新した。米金融当局がインフレ目標とする個人消費支出(PCE)価格指数の算出に使われるいくつかのカテゴリーは前月比で低下した。 エバコアのクリシュナ・グハ氏は「これはまだ1カ月の指標に過ぎない。」 電気自動車(EV)メーカーのテスラは大幅高。予想を上回る決算に加え、1株を10株に分割する計画を示した。S&P500種が今年29回目の最高値更新出所:ブルームバーグ 米国債相場は上昇。フランスの政治リスクの高まりで、安全資産と見なされるドイツ債に対するフランス債の上乗せ利回り(スプレッド)は7年ぶりの大きさに拡大した。EU債下落、政府債指数入りへの努力実らず-MSCIが採用見送り 外国為替市場では、ドルが他の安全通貨とともに上昇した。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1264.431.0720ドルに近づいた。PPI発表直後には156円59銭と、小幅高に転じる場面もあった。 ロシアが石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」で合意した割当枠を超過した分について、減産を通じて相殺する方針を明らかにしたことが、価格下支えの一因となった。 一方、イエメン沖では船舶への攻撃が発生している。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)でWTI先物7月限は0.2%高の82.75ドルで終えた。年内の米利下げ見通しを巡り、相反するシグナルが発せられたことが背景にある。 だが、前日のFOMC会合後の経済予測では、年内の利下げは1回にとどまるとの見方が示された。 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時32分現在、前日比22.65ドル安の2318.00ドルで引けた。
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