【米国市況】株続伸、好調な入札で利回り急低下-ドル一時141円55銭
記事を要約すると以下のとおり。
27日の米国株式相場は小幅続伸。 インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏によれば、米金融当局がインフレとの闘いに勝利したという楽観論は、利下げ開始を早くても5月に遅らせるよう当局に促す内容となる可能性が高いという。「2024年を迎えるにあたり、S&P500種が最高値を更新するには新たな好材料が必要だ」と述べた。いずれも新たな弱気相場に突入することはなかったと述べた。米国債市場では利回りが年限全般で低下。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り3.801%と、5月以来の低水準。今回の入札予定が先週発表されて以降、利回りは総じて3.86%を上回って推移していた。米国債利回りの低下に加え、年末を控えたポートフォリオ調整が背景にある。好調な米5年債入札を受けて米国債利回りが下げを拡大する中、主要通貨ではスイス・フランの上げが目立ち、対ドルでは一時、2015年1月以来の高値となる1ドル=0.6%上昇の141円55銭まで買われた。 原油 ニューヨーク原油相場は反落。 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は1バレル=74ドル近辺で取引を終えた。弱気シグナルである、こうしたデッドクロスの形成は2022年9月以来。金 金相場は4営業日続伸。 金利スワップ市場は来年3月までの米利下げ確率を85%ほど織り込んでいる。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は23.30ドル(1.1%)高の1オンス=2093.10ドルで取引を終えた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株続伸、好調な入札で利回り急低下-ドル一時141円55銭