【米国市況】円は対ドル153円台に上昇、アップルは決算発表後に上昇
記事を要約すると以下のとおり。
2日の外国為替市場で円相場は1ドル=153円台に上昇。「介入は米国などとの協調が見られない限り、それだけでは効果がないだろう」と語った。日銀が2日公表した7日の当座預金増減要因の予想値と市場の推計値に大きな開きがあり、介入が要因とみられる。市場は3日に発表される4月の米雇用統計に備えている。前日に明るい業績見通しを示したクアルコムは急伸。引け後に発表した決算で、売上高が警戒していたほどの減少とはならなかった。インフレ高止まりのリスクが大きくなる可能性がある。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は前日、政策金利を5.25-5.5%で据え置くことを決定。「景気が1-3月(第1四半期)ほどには過熱していないことを示唆するデータが、市場で渇望されるだろう」と述べた。同統計の中身では、平均時給に投資家が最も注目していることも示された。まずまずの市場環境の中、これまでよりも好ましい成長が見込まれ、金利は高めでインフレも若干高めとなるだろうと話した。10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.44%米2年債利回り4.73%-4.73%-4.58%-2.1-0.01%)低下の4.87%-8.8-1.76% 米東部時間16時52分 TDセキュリティーズのオスカー・ムニョス、ジェナディー・ゴールドバーグ両氏は「投資家が一段とタカ派に転じているため、市場は強いデータよりも弱いデータに反応する可能性が高い」と指摘。期待値の上方修正が続いているためだと話した。前日に発表された米原油在庫の急増および、イスラム組織ハマスとイスラエルが停戦で合意する可能性が意識され、前日の急落から戻しきれなかった。ハマスは最新の停戦提案を「前向き」に検討していると表明した。主要なテクニカル指標を下回ったことで加速した。上段:WTI先物、下段:RSI(9日間)出所:NYMEX、ブルームバーグ 燃料卸売業者TACエナジーのアナリストは「5月までに売り逃げろ」と、顧客向けリポートに記述。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比5セント(0.1%未満)安い1バレル=78.95ドルで終えた。前日にはパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて大きく上げたが、そうした反応は過度に楽観的だったとの見方が広がった。 サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は「近いうちの利下げは想定されていないという事実に変わりはない」と指摘。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.40ドル(0.1%未満)安い2309.60ドルで引けた。
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