【日本株週間展望】高止まり、米利下げや業績期待-需給面は懸念材料
記事を要約すると以下のとおり。
7月第2週(8-12日)の日本株は高値圏を保って推移する見込み。週の後半にTOPIXと日経平均株価は最高値を更新した。 米労働統計局が11日に発表する6月の消費者物価指数(CPI)を受けて、利下げ観測がさらに高まれば、日本のグロース株にも買いが入りやすくなるだろう。 小売りを中心に主要企業の四半期決算の開示が始まり、投資家の業績期待は高まりやすい。分配金をねん出するための株売り圧力が高まり、相場の重しになりそうだ。無難な結果に終われば、相場は徐々に上昇するだろう。日本銀行が開く債券市場参加者会合では、国債買い入れの減額規模が市場予想以上になる方向が明らかになれば、国内金利の上昇に伴ってバリュー(割安)株に資金が向かいやすくなる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本株週間展望】高止まり、米利下げや業績期待-需給面は懸念材料